次屋さんのミラノコレクションレポート①2008.11.06
2008年7月に募集したアンテプリマのミラノコレクションレポーター。
数多い応募者の中から選ばれた中村みゆきさんと次屋妙子さんには、9月22日に開催されたANTEPRIMA 2009年春夏コレクションを取材しに、4泊6日のミラノ旅行へ出かけていただきました。
まずは中村さんのレポートからご紹介しましたが、続いてお二人目の次屋さんのレポートを発表いたします。
イベントプロデューサーとして、またフォトグラファーとしても精力的にお仕事をされている次屋さんは、まさに現代のパワフル・ウーマン。
毎日をポジティブに生きていらっしゃる次屋さん自身と、アンテプリマのブランドコンセプトには共通点があり、今回の当選に至りました。
取材旅行では、「大人の遊び心とは何か」をテーマに、次屋さんならではの視点で探っていただきレポートにまとめていただきました。
アンテプリマのクリエイティブ・ディレクター荻野いづみへのインタビューも敢行し、とても内容の濃い4泊6日を過ごしていただけたようです。
それでは、次屋さんによる渾身のレポートをお楽しみください。
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<プロローグ>
9月20日~25日までの4泊6日間、私はアンテプリマのミラノコレクション取材のため、イタリアはミラノの地を訪れて来ました。
イタリア語で「デビュー前」を意味するという「アンテプリマ」には、女性は何歳からでもデビューを飾ることができるというメッセージが込められています。
実は私自身もイベントプロデューサーとしてデビューをしたのが35歳の時。以来、自分の手掛けるイベント企画や番組制作などでは、「夢への挑戦に手遅れはない」というメッセージを発信し続けています。
そして今回、学生時代からの念願だった「海外取材」の夢を、ミラノコレクションというカタチでかなえさせていただくことができました。
アンテプリマには「大人の女性の遊び心をより深く追求する」というコンセプトがあります。
確かに、あのワイヤーバッグには、遊び心がいっぱい。
色のバリエーションの豊富さ。ティンカーベルの魔法の粉を振りかけたような、あの独特のきらめき感。女心をくすぐる愛らしいチャーム(小さな飾りもの)たち。
バッグを持っているだけで何だかワクワクして来て、夢がかないそうな気がします。
では、その「大人の女性の遊び心」とは一体何なのでしょう――
私はその答えを今回のミラノコレクションに、そしてアンテプリマのデザイナー荻野いづみさんの生き方の中に見出したいと思っていました。さらに欲張って、ミラノの街を行く美しい女性たちの姿からも何かヒントを探りたいと思ったのです。
【~②へつづく】