ANTEPRIMA SPRING-SUMMER 2016 COLLECTION コレクションの裏側2015.10.14
イタリア ミラノにて2015年9月24日(木)現地時間14時に行われたANTEPRIMA2016年春夏コレクション。
今回はコレクションの裏側をご紹介いたします。
前日の雨が嘘のように、雲ひとつない快晴となったショー当日。
会場はPiazza Castello Angolo Via Beretta、特設テントにて開催されました。
ショーまであと2時間、バッグステージに入ると着々と準備が進められておりました。
モデルたちも集まりヘアメイクが始まっています。
メイクアップは、長年アンテプリマのショーを手掛けてくれているアーティスト、ロイド・シモンズさんが今回も担当。
クリーンで透明感のあるピュアな肌に、印象的なブルーが効いたアイメイクが施されています。
個々の女性の持つ美しさを引き出すのが得意なロイド・シモンズさんのメイクテクニックは、アンテプリマの提案する世界観とも通じています。
作り込み過ぎない、ありのままの女性の美しさを演出しています。
ヘアは、ここ数シーズンお馴染のHugo Raiahさん。
ヘアのコンセプトは、限りなくナチュラルに、まるで起きぬけであるかのように無造作でありながらも完璧な美しさであることを目指して
仕上げました。
そして完成した2016年春夏コレクションのヘアメイクがこちらです。
こちらは、全ルックとモデルが掲示されたボード。
※モデル キャスティングコンセプト
アンテプリマの美しさそのものとも言えるモデルたち。今回はまるで人形のような愛らしさ、そして多様性を持つモデルをキャスティング。
ありきたりでない、型にはまらないそれぞれの個性的な魅力が感じられる女性像を体現するモデルたちです。
そんなモデルのひとり、松岡モナさん。
VOGUE JAPAN Women of the Year 2014も受賞し、世界中から注目を集めているモデルです。
数年前の彼女のミラノコレクションデビューをアンテプリマで飾ったことも記憶に新しいですが、そのデビューを皮きりにヨーロッパのコレクションでも常連となりました。
ロンドンからショーに駆けつけてくださった布袋寅泰さんと荻野いづみとともにバックステージにて。
バックステージには慌ただしい準備の合間に食べられるよう、スタッフやモデルたちのためにケータリングが用意されています。
モデルたちが着ているのはANTEPRIMAロゴ入りのローブ。ヘアメイク後、ヘアスタイルを崩さずすぐに着替えられるよう、ショーのために特別に作られています!
そして多くのモデルたちが今回愛用しているのはバックパック型のワイヤーバッグ。
皆気に入った様子でワイヤーバッグを片手にメイクを受けたりモデル同士でおしゃべりしている姿が見られました。
フランス人モデルのTianaさんも気にいったご様子!
着々と進むモデルたちの準備と並行して、バックステージ片隅では、デザインチームがショーに出すアウトフィットの最終仕上げに
追われています。ぎりぎりまで調整を重ね、最高の状態で披露するために力を尽くしているのです。
いよいよ本番。笑顔でおしゃべりをしていたモデルたちも徐々に緊張感を高め真剣な眼差しに。
こちらがランウェイ。ゲストのシートには今回のコレクションのテーマを記載したプレスリリースが置かれています。
外は会場入りを待つプレスやゲストの方々が続々と集まり、入場開始です。
客席もいっぱいになり、あとはショーが始まるのを待つのみ・・・。
期待と緊張に包まれた雰囲気の中、軽快な音楽とともに会場内が cactus flower(サボテンの花)で満たされ、ショーがスタート!
今回のファーストルックは、先ほどもご紹介した松岡モナさん。